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GovTech東京初の「経営合宿」へ潜入!半官半民の組織が模索する理想の姿とは

こんにちは!GovTech(ガブテック)東京の広報担当です。

2023年12月からスタートしたGovTech東京のnote。このnoteでは、「人」「組織」「働きがい」「カルチャー」などに焦点を当てながら、行政側と民間を行き来するキャリアやプロジェクトのこぼれ話など、「オープン&フラット」をキーワードとしてお届けしています。

今回のテーマは、2024年春に経営メンバー(理事)+執行メンバー(本部長)(以下、「経営メンバー」とする)を対象に行われた「経営合宿」。団体設立から約9ヶ月が経ったいま、なぜ経営合宿を開催したのか。本経営合宿を企画した小島にインタビューをし、その狙いについて迫っていきます。

GovTech東京・人事責任者の小島

GovTech東京、初の「経営合宿」

―なぜ経営合宿をやろうと思ったのですか?
過去にも職員を対象に組織カルチャーや職員の相互理解を深めることを目的としたワークショップは実施してきましたが、経営メンバーを対象とした「経営合宿」は初めての取り組みです。新年度を迎え、新たに複数名が加わったこともあり、まずはチームアップする必要があると考えていました。

―団体の人数規模もこの4月で一気に増えたいま、何が組織にとって必要だと捉えていますか?

新経営メンバーのチームアップのため、必要な3つの要素

経営メンバー同士はこれまでも毎週経営会議の場で顔を合わせてはいるのですが、足元の事業の話がメインになり、人や組織に関する議論をする時間が不足しがちなことや、ビジネスライクな関係のままで一定の距離感があることに課題を感じていました。まずは、互いのことを知り、理解を深めるための十分な時間を取り、目線を合わせることがワンチームになるための第一歩だなと。それも含めて、新経営メンバーのチームアップのためには、3つの要素が必要だと思っています。

  • 経営メンバー同士が相互理解を深めることで、良質な関係性を構築すること

  • 組織の現状を理解し、各人の目線を合わせること

  • 組織の課題を共通化し、そのうえでそれぞれが何にコミットすることを明らかにすること

また、経営合宿に先駆けて、2024年3月に組織サーベイを実施しました。ポジティブなコメントも多い中で、同時に現状の組織に対する𠮟咤激励のコメントも見られました。組織のコンディションは、個々人が主観的かつ感覚的に捉えてしまいがちです。その中で、いかに現状を正しく体系的に捉えて、課題認識を共通化するか。そして組織が抱える課題に対し、経営メンバーをはじめマネジメントに関わるメンバーがどう向き合い、どうコミットするのかを明確にすることが重要と考えます。

GovTech東京流のマネジメント論の言語化

さらに、もう一つの大きな目的として、GovTech東京のマネジメントのあり方を言語化することがありました。GovTech東京の経営メンバーは、公務員(東京都庁からの派遣職員)と民間人材が混合していますが、それぞれ様々なバックグラウンドを持つ経験豊富な人材が揃っています。豊富な経験があるからこそ、リーダーの数だけ人材活用術や組織論がある。取れる選択肢が多いことは魅力でもありますが、それぞれが自分独自の理論や価値観でマネジメントする状況になると、時に組織の混乱や職員の不安を生んでしまいます。だからこそ、それぞれの個性は尊重しつつも、団体のあるべきマネジメント論についてまずは議論する必要があると思ったのです。最終的には、民間企業の一部でも策定されているLeadership Principleのような、マネジメントにおいて大切にしたい原理原則を言語化することも念頭に置いています。言語化とそれに従ってそれぞれが正しく行動すること。そのためにまずは議論をすることが、今回の経営合宿のもう一つの目的でした。

経営合宿に潜入!そこで行われていたのは…

―実際に経営合宿ではどういうことを行ったの教えてください。

今回はフラットな雰囲気の中で腰を据えて議論できる環境が重要だと考え、オフィスを離れて、アットホームな雰囲気の中で実施しました。まずはアイスブレイクとして、合宿の冒頭、参加者全員に自己紹介をしてもらいました。参加メンバーには事前に「16typepersonalities」の性格診断を実施してもらい、診断結果だけではなく、自己の認識と結果とのギャップについても発表してもらいました。診断の結果については、団体内で情報共有ツールとして活用しているnotion上にも掲載しており、全職員が見られるようにしています。思わぬ副産物ではあったのですが、マネジメント層の個人ページ(notion内の自己紹介ページ)が充実していることで、職員が自身のページを作るモチベーションにつながったり、職員からは「意外な一面や人間味が知れて身近に感じる」などの声もあり、社内でも好評です (笑)

「16typepersonalities」にて性格診断を実施 小島は主人公タイプ(ENFJ)

そして、今回の経営合宿では、大きく3つのWorkshopを用意しました。

Workshop①
「レゴ®シリアスプレイ®」を実践!GovTech東京が目指すゴールと理想の組織のかたち

「レゴ®シリアスプレイ®」とは、抽象的なテーマをレゴパーツとレゴの組み立てによって具体的に創造し、そのストーリーを共有するメソッドです。ビジネス上の問題や課題をレゴパーツを使って立体的に表現する方法としてNASAやGoogleといった企業でも導入されています。

はじめに、与えられたテーマに対して、6分間という時間制限の中、個人で作業し、発表をします。1つ目のテーマは「GovTech東京が目指すゴール」。各テーブルに置かれた「ヒト」「生きもの」「建物」といった様々なパーツの中から、テーマに沿ってレゴを組み立てるために、パーツを確保することがはじまります。成熟した大人が時にパーツを取り合いながら、譲りながら、黙々とブロックを組み立てていく姿は新鮮な光景でした(笑) 想像以上にそれぞれのカラーが出て、面白かったですね。

レゴに夢中…

「GovTech東京が目指すゴール」

理事長である宮坂のイメージする「GovTech東京が目指すゴール」
キーワードには「みんなでつくる」「高みを目指す」「互いに助ける」「失敗もある」

Workshop②
「目指すゴール」×「目指す理想の組織」から見えてきた「GovTech東京らしさ」

Workshop②では、2つのグループに分かれて、Workshop①でのアウトプットを踏まえて、「GovTech東京らしいリーダーシップはどういったものか?」というテーマでディスカッションを行いました。あるべき理想の姿(ToBe)について議論するうえで重要なことは、まず現在の姿(AsIs)を正しく理解する必要があるため、冒頭に、2024年3月に行った「組織サーベイ」の結果についてフィードバックを行いました。これまで、組織コンディションや職員が経営に対してどういう感情を抱いているかについては、経営メンバーによって捉え方や解釈に違いがあったのではないかと考えていますが、この機会に経営メンバーで共通認識を醸成できたことは今後に向けた大きな一歩になったと感じています。その後、組織の現状を踏まえたうえで、改めて各人が理想の「ゴール」と「組織」を目指すために、チームとしてどのように取り組んでいかなければならないのか、白熱した議論が交わされました。

Workshop②「GovTech東京らしいリーダーシップはどういったものか?」についてディスカッション

Workshop③「私のコミットメント」宣言

Workshop②で行ったグループディスカッションを受けて「私のコミットメント」という形で、それぞれのリーダーが各組織に対して取り組んでいくことを宣言していきました。各人のコミットメントについては、Notion上でも公開しており、全職員が見られる状態にしております。

―「経営合宿」を通じて、実施の目的は達成できましたか?
各種ワークショップを通じて、経営メンバー同士の相互理解が深まったと同時に、組織をより良くしていくうえで、現状とあるべき理想の姿について目線を合わせることができたのではないかと、非常に手ごたえを感じています。一方で、これで満足して終わりではなく、今回の経営合宿を皮切りに、現状と理想のギャップを埋めるための具体的なアクションを行っていくことが重要です。経営合宿を通じて議論された「あるべきマネジメント論」については、今後さらにブラッシュアップを進めつつ、経営メンバーの共通認識としてしっかり言語化していきたいと考えていますし、組織課題についても、経営メンバー全員がコミットしながら、実効性ある改善施策の検討を進めていきたいと考えています。
理事長の宮坂さんをはじめとする経営メンバー全員が、「都民のためにより良い事業やサービスをつくりたい、そのためにも良い組織をつくりたい」という、熱い想いを持っていることを今回の合宿を通じて再認識できたので、素敵な仲間と共にこれからも一生懸命汗をかいていきたいと、決意を新たにしています!

経営合宿を通じて個人・組織双方の観点において充実した時間となったようですね。これからもGovTech東京のnoteでは、「オープン&フラット」に情報発信をしていきます。

次回もお楽しみに!

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